8月が始まった。
先々週はいろいろあったけど、なぜか「大丈夫」と思えて、ポジティブに過ごすことができて、一つまた人生の転機を迎えた。
転機と言うと、私自身の転機ではないので大袈裟かもしれないけど、家族としての転機なのかもしれない。そのおかげでいろいろ見直すことができて、とてもいい機会になった。
7月の最後の日、とても嬉しいことがあった。
夫が新しい職場にかわり、給料も少し上がり、今までよりもちょっと贅沢ができるのかもしれないね、と長女に言い、けど、このまま節約をしていくつもりだし、この生活を維持すれば貯金も増えるね、と言おうとしたところ娘が言った。
「でも、贅沢しないでこのままの方がいいと思う。それでいざというときのためにお金をとっておいたほうがいいよ。」
私:「!!!!!!!!!!!!!!!」
私の娘はなんて素晴らしい子に育ってくれたのだろう!
そして、さらに娘は言った。
「贅沢してもさ、それに慣れたらそれが普通になっちゃうよ。」
あああ、神様、仏様、感謝でございます!!!
こんな風に考えることができる娘に誰がしてくれた!
私のケチケチ生活が影響しているのであれば、私、やったじゃん!
もちろん、夫のおかげも!!夫もメノナイトの質素な家庭に育ち、今の質素な生活に感謝し、一緒に楽しんでくれている。
そして、そんな娘に私がどれだけ嬉しくて、誇りに思ったかを伝えた。
以前、娘は2階のない平屋の家に住んでいることを友達に「信じられない」と貧乏視されたことを悲しそうに話したことがある。そこで、私は大きい家に住んでるからってお金持ちとは限らない。うちの方が貯金があるかもしれないし、うちはお金がないわけではないけれど、今の質素な生活をする選択をしているのだと話をした。
その後、学校でまたその話題が出たことがあったらしく、その時、娘は声を大にして
「でも、うちのお母さんほど節約上手な人はいない!」
と言ったそうな。
娘よ、ありがとう(涙)。
その日の娘との会話を報告後に、そんな話も思い出し、夫に話すと夫は娘に
「大きい家に住んで、新しい車に乗って、贅沢な暮らしをしていても、借金があるのかもしれない。クレジットカードで買って、その利子を払い続けているのかもしれない。
うちも、そういった贅沢をするお金がないわけではない、でも、うちはそういう生き方をしないんだよ。」
あら、私と同じこと言ってくれてるわ。嬉しい。
大学の時に社会のクラスで離婚の一番の原因は「お金に関すること」だというデータをみた。25年も前のことなので今はどうかしらないけど、私たちのこの価値観の一致は、ずっと楽しく暮らしていける要因の一つだろうなと思う。
10歳の娘の成長、家族としての成長、全てに感謝!!