子供たちが待ち遠しいハロウィーンが今年もやってきた。
でも、アメリカで子供としてハロウィーンを体験していないせいか、私はハロウィーンと聞いても「ふぅ~ん」という感じ。
学生時代に、ある程度楽しんだけど、歳をとって何かと感覚が鈍くなっているのかなんだかExciteしない。
センスのない私はデコレーションも今年は娘と窓に落書きしただけ。
でも、子どもにとってはきっと楽しみな行事なんだと思う。娘もずっと楽しみにしていた。
今年の仮装は何にするのかと聞くと、聞くたびに違うことをいうので用意もできない。
昨年も、ナウシカになると言っていたのに、最終的にフェアリーバービーになった。
もらったバービーっぽいドレスに古着屋で買った50セントの羽を背負っただけ。
経済的な娘。
今年は、お化け→ゾンビ→Daddy→お化け となりお化けはどんな衣装着るの?と聞くと
「白の服着ればいいんだよ。」
といって、自分でお面を作った。
経済的な娘。
そして、ハロウィーンの今朝、「Happy Halloween!」と起こすと、
「今日は、父さんになる!」
と、突然変更。
ジーンズにTシャツ、顔に髭を描いて、夫のきったない野球帽を被ってPreschoolへ行った。
クラスメイトはプリンセスだったりカウガール、ヒーローものだったりとみんな「コスチューム」を着ている。
我が家は裕福ではないけど、コスチュームぐらいは買えるし、買ってもいいと思っている。
そんな友達を見て、自分もあんなのが良かったとか言わないものかと見ていたけど、「Daddy」で十分満足な様子。
夜になって、Trick or Treatへ出かけるときになって「着替える!」と言い出す。
プリンセスドレスを着ると言っていたのに、普通のスカートにスパッツで出てくる。
そして、私がトイレに行って帰ってくると何やらハサミで買い物袋を切り出した。
何をするのかと思えば・・・、
お化け用に作っておいたお面を被って「コスチュームを作ったんだよ!」と袋をかぶった・・・。
娘よ、うちはそこまで貧乏ではないぞ・・・。
コスチュームを作っただけで、何になったつもりなのか聞いても特にないらしい。
なので、「お買い物袋」になったということにした。
これで、隣町のイベントへ行ったのだけど、行くとこ行くとこで「Nice Bag!」とか娘への反応がやたらといい。
さらに、一人一個のはずのキャンディーも何個もくれたりした。
これは、みんな不憫に思っているに違いない!と思ったのだけど、まぁ娘がやりたいようにやっているし、それで本人は満足しているので、夫と笑いながら一緒に周った。
今年のハロウィーン、一銭も使わないで済んだ。
経済的な娘。
いつか、高いコスチュームをおねだりされたら買っちゃうぞ!
Happy Halloween! Love you!
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