Saturday, November 22, 2014

運命の赤い糸!? 其の弐

男の子は、じーっと私を見つめ、そして抱っこされている娘へも目を向けている。

あ、同い年くらいだから気になるのかなぁ。なんて思ったけど、それにしても目を見開いて見つめ続けている。ちょっと、見過ぎだなぁって思うくらい見つめられ疑問を持った。

席に案内されるまで待っている間に、車で寝てしまって夫に抱っこをされて入店した娘も目を覚まし、床に立って店内を見ている。

すると娘が、「あの男の子、みぃのクラスの男の子に似てる」と、言う。
ふと、また男の子をみると一緒にいたお父さんの陰に隠れている。

ここはアイダホ。州を越えて来てるのに、こんな小さな街でしかも同じタイミングで同じレストランに、同じクラスの男の子がいる確率ってどんだけ~?って感じであまり信じられない。

しかも、娘は「似ている」と言っただけ。

席に案内されるときにそのテーブルの横を通っていくときに、その子のお父さんと目が合い”Hi"と挨拶される。

席について娘は、

「あれ、Joshuaだと思うんだけど」

「えー、ほんと?聞いてきたら?」

というと、娘は少しためらいながらも男の子のテーブルまで行った。
私はいつも通り、メニューを決めるのに時間がかかるので、娘の後には夫が続く。

メニューを一生懸命読んでいる私のところに娘が興奮して、

「やっぱりJoshuaだったよ!」

と、来た。

なんてこと!ほんと、どんな確率でこのレストランで会えるんだろう。

お父さんとモンタナ州へフットボールを観に行きその帰りだという。

なんだか、運命を感じるねぇなんて夫と話しながら食事を済ませた。

そして、次の週の金曜日、学校から帰ってきた娘が言った。

「明日ね、Joshuaの誕生日なんだって。バスでハッピーバースデイ歌ったよ」

そこでまた驚く私。なんとJoshuaの誕生日は義父と同じ。

縁がある・・・?

そしてその次の週、前より近いところに新しいバスストップができたのでそこへ変更した。

そのストップで会ったのは、なんとまたもやJoshua・・・。

我が家の一本隣の道に住んでいた。

こ、怖い。怖いくらいのつながりだ。

この二人の未来が気になる・・・。

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