日本とスマホの行く末

さてさて、ついに日本へ行く日が近づいてきた。

昨年、航空チケットが安くなっていたので、「行こう！」といざチケットを取ろうとしたら夫のパスポートが切れていた・・・。

慌てて更新手続きをしたら、今は全部郵送でするそうでいつ届くかはわからない。
と、少しするとチケットの値段が急上昇。

えー、もう行けんかも・・・、とシュンとしていると値段がまた下がった。
と、ようやくパスポートも届いて最安よりも合計100ドルちょっと高い値段で買えることができた。

娘と私は二人で先に行き、夫は2週間後にやってくる。

前回、娘と日本へ行ったとき、空港から電車で地元の駅まで行ったのだけど、娘は眠くて寝てしまい、娘を抱っこして大きなスーツケースを持って電車に乗った。

空港からは座れたのだけど、途中、乗り換えの駅からは人が増え座ることができず、娘を抱っこし、スーツケースを足で抑えながら立つことしかできなかった。

満員ってわけではない。立っているのは数人。

ただ、座っている乗客は皆、下を向いてスマホをいじっている。

「若者よ、席を譲ってくれないかなぁ」

と密かに思ったけど、誰も顔を上げないし、とにかく、立っている人も座っている人もみんな、見事にみんな、イヤーフォンをしてスマホをいじっている。

学生時代に、スーツケースを持って電車に乗降したり、駅の階段を上り下りするときに何も言わずにサッと私の荷物を運んでくれたビジネスマンは、今の時代にはもういないのだろうか。

こんな風に思ってしまう私は年寄りなのか。

結局、人が少なくなって席が空いてから着席することができた。


テクノロジーの進む日本。人とのつながりが薄れているのかな、悲しいね。

今回の日本。電車の様子はまた変わらないのかな。

ね、もう少し、顔を上げて歩いてみようよ。