小6の修学旅行は奈良京都だった。
旅行前、母が「お味噌汁のお味噌、確か東と西で色が違うんだよ、西が赤だったかなぁ?」と言ったので、そうなのか、西は赤かぁと思って出かけた。
すると、西は白みそのお味噌汁がでてきた。
私「味噌汁、白だったよ。」
母「あれー、じゃぁ東が赤かぁ」
おー、そうか西は白で東は赤かぁ。
そして、中3の修学旅行で東京へ行くと、白みその味噌汁が出てきた。
私「味噌汁、東京も白だったよ!」
母「あれー、おかしいねぇ。」
なぁーんて、生涯三河に住んでいて八丁味噌がこの辺りでしか食べられていないってことを当時は知らなかった母。
という私も、私たちの食べていた赤みそが地域限定のものだったことを知ったのは、アメリカに来てからだったような気がする。
学生時代は日本から持ってきたものをもたしていたので知らなかったけど、その後いつだったか日本食を売っているお店へ行ったときに味噌を見てビックリしたような記憶がある。
「赤みそ」と札のついたお味噌は私にはミックス味噌にしか見えなかったのだ。
え?これが赤みそ?薄いじゃん!
そして、真実を知ったのであった。
今回、日本へ行って久々に赤みその味噌汁を作った。
私の母の作る味噌汁は「おいしくない」と家族の間では有名でよく不平を言ったものだった。
そして、久々に私が作ってみてびっくり。
ま、まずい・・・。
Korean味噌になれてしまったからなのか、いつものように作ってもまずい。
おかしい!
昔はうまく作れたのに。何度も作ったけどうまくいかない。
で、思った。白みそって塩がよくきいてるからなのか結構適当な分量でもおいしくできる。
でも、赤みそって分量も加熱の仕方もちゃんと調節しないとうまくできない。
と、いうのが今のところの私の見解。お母様、ごめんなさい・・・。結構むずいのね。
昔は美味しく作れたはずの赤みそ汁。
こりゃ、チャレンジせねば!と日本で買ってきた。
日本の味噌ってMSGが入っているものがほとんどと思っていたけど、無添加のものも結構ある。
アメリカに戻ってきて見てみると、日本食店でも韓国食店でも無添加のを売っている。
韓国の味噌を買うのが常になってしまっていたので、日本の味噌は見も近寄りもしなかったので私にとっては新たな発見。
今使っているお味噌(Korean)が終わったらチャレンジしてみよ。
あと、自家製味噌も今度ね、と思いつつもう何年と過ぎている・・・。いつかね。