Sunday, January 11, 2015

~A little bit of kindness~ 其の壱

事のはじまり・・・。

近所に同じクラスの子(Eちゃん)がいて、バスストップに行くのにうちの前を通って行くので毎日のように学校の帰りにはPlaydateをしたがって、よく遊んでいた。

このPlaydate。つまりは遊ぶことなんだけど、Playdateと言うと、日本で言う「ちょっと遊んでくる」っていう感覚よりもフォーマルな感じがしてちょっと責任を感じる。

アメリカは訴訟の国なので、何かと訴えられないかとちょっとビクビクしてしまう自分もいる。

そんなPlaydateも少しずつ慣れて、お互いの家を行き来する毎日。

と、ある日Eちゃんのお母さんにレディースナイトでお友達と集まるから来ない?と誘われてEちゃんちへ娘と行く。

娘はEちゃんとその妹と3人で遊んでいた。

おしゃべりをしていると、Eちゃんが私のところへきて、

「ダディがみぃのしたことで話がしたいって」

この言い方がとても怖かった。なんだか慣れているようにも思えた。

立ち上がって行こうとすると娘がやってくる、そしてEちゃんのお父さんが

「大丈夫だから」と部屋の奥で言っている。何があったかわからないけど、

「Sorry」と言っておく。

すると、それに満足いかなかったEちゃんが娘に

「なんでやったの?」と問い詰める。

娘は

「みぃ、やってないもん!」(日本語で)と泣き出す。

Eちゃんのお父さんは「わざとやったんじゃないんだから」とEちゃんに言っている。
それでも納得いかなかったEちゃんはまたも娘に

「なんでやったの?」

それを聞いたEちゃんのお父さんはEちゃんを別室へ呼び出し話をしているようだった。

少しすると娘はもう帰るというので帰りながら話を聞いた。

3人でいるときに子ども用ロッキングチェアの上に畳んだ洗濯物があったらしい。
それを娘が押して落としたとEちゃんはいったのだという。
確かにそのロッキングチェアの後ろには娘とEちゃんの妹Kちゃんが立っていたらしい。

それについて娘は押していないと主張。
押せばどうなるかぐらい娘にもわかっているのでそれをあえて押すことはないだろうし、娘がそれについて嘘を付くとは思えないので娘の言っていることは正しいのではないかと思うけど、私は実際に見ていないので強くは言えない。

これが、全ての始まりだった。

No comments: